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「データに基づくイチゴ計画生産の実現と、UECSへの期待」 |
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布引施設園芸組合 組合長 倉本 強 |
布引施設園芸組合では、環境制御システムのデータを活用して、いちご狩来場者や出荷要望に合わせた計画生産の手法を作り上げられました。また、2008年の1月には、UECSを導入した新ハウスを、組合の子会社が運営する形で新設されました。本課題では、計画生産実現の経緯とUECSへ期待する事についてお話頂きます。また、倉本さんは第37回
日本農業賞の大賞をお取りになられましたが、施設園芸や植物工場への思いも熱く語って頂けると思います。 |
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「メロン栽培におけるデータ重要性とUECS導入の利点」 |
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静岡県農林技術研究所 栽培技術部 主任研究員 大須賀 隆司 |
静岡県の西部地区では、以前より有名なマスクメロンの産地です。環境制御システムの導入意識が高く、データに基づく栽培も行われてきました。そこで、栽培におけるデータの重要性をメロン栽培の面からお話頂くと共に、UECSによってデータ活用がどう変わるかをお話頂きます。また、大須賀先生は、低コスト設備や省エネルギについての研究も進めていらっしゃいます。 |
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「データを活用した食・農・環境への取組みと、ALFAEの活動」 |
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アジア・太平洋 食・農・環境 情報拠点(ALFAE)
農研機構・中央農研・研究管理監 二宮 正士
長野県農業総合試験場 経営情報部 鈴木 剛伸 |
ALFAEでは、農業現場でのフィールドICTプロジェクトを中心に、食・農・環境をキーワードとした活動を、農業関係者だけでなく広い分野の方々とともに展開されております。本課題では、従来の概念や枠を超えたデータ活用へのユニークな取組みについてご紹介頂くとともに、長野県下で行われております研究・教育活動についてもご紹介頂きます。 |
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「環境制御システムのデータ活用による、暖房費の2割節約活動」 |
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有限会社エヌアイシステム 猪野 義道 |
新潟県の2.4ha規模の葉物生産施設では、環境制御システムの記録データを活用し、暖房費を約2割節約する事に成功しました。この圃場のハウスは、元々、寒冷地に対応した設計がなされておりますが、特別な装置を導入する事無く暖房費節減できました。本課題では、データ活用の一手法としての、エネルギコスト削減の事例について紹介頂きます。 |
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